株式会社スイッチエデュケーション
2017年7月25日
株式会社スイッチエデュケーション(本社:東京都新宿区、代表取締役:小室真紀)は、イギリスのプログラミング教育向けマイコンボード「マイクロビット」の日本での展開開始に協力しています。以下、マイクロビットを管理するマイクロビット財団によるプレスリリースを引用します。
概要
- プログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit(以下、マイクロビット)」が、2017年8月5日に日本で展開開始
- 2020年までに30万人の日本の子供たちに届ける
- ウェブサイト、プログラミング環境が日本語に対応
- Maker Faire Tokyo 2017にて、マイクロビット財団のCEOであるZach Shelbyが基調講演&パネルディスカッション
- 日本国内の販売価格は2,160円(税込み)を予定
マイクロビットの日本展開について
マイクロビットを管理するマイクロビット財団は、2017年8月5日よりマイクロビットの日本での展開を開始します。マイクロビットについて詳しくは、下の「マイクロビットについて」の項目をご参照ください。
ウェブサイト、プログラミング環境が日本語に対応
2017年8月5日より、マイクロビット財団が提供するウェブサイト(リンクの項目を参照ください)を日本語でご利用いただけるようになります。また、同ウェブサイト内にあるプログラミング環境も日本語でご利用いただけるようになります。
Zach Shelbyによる基調講演とパネルディスカッション
日本での展開開始にともなってマイクロビット財団のCEOであるZach Shelbyが来日し、Maker Faire Tokyo 2017にて基調講演とパネルディスカッションを行います。
Maker Faire Tokyo 2017の概要
日時:2017年8月5日、6日(土、日)
場所:東京ビッグサイト
主催:株式会社オライリー・ジャパン
ウェブサイト:http://makezine.jp/event/mft2017/
基調講演、パネルディスカッション概要
日時:2017年8月5日(土)14時〜15時20分
場所:メインステージ
前半の基調講演では、Zach Shelbyがマイクロビットの展望や、目指しているコンピュータサイエンス教育のあり方について語ります。後半のパネルディスカッションでは、日本におけるプログラミング教育の第一人者である阿部和広教授、STEM教育の推進をミッションとする会社を立ち上げた小室真紀氏を交え、日本のプログラミング教育は今後どうあるべきか、そのためにどのような課題をクリアにすべきか、マイクロビットが貢献できることは何かを議論します。
日本での販売
日本国内の販売価格は2,160円(税込み)を予定しています。日本では以下の二社が販売代理店として活動します。
- 株式会社スイッチエデュケーション
- 株式会社オデッセイコミュニケーションズ
マイクロビットについて
マイクロビットは、イギリスのBBCが主体となって作ったプログラミング教育向けのマイコンボードです。クレジットカードよりも小さいサイズのプリント基板に、動作をプログラミングできる25個のLEDと2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能を搭載しています。動くものをプログラミングして作ることを通して、子供たちが論理的思考能力を身に着けられるようにデザインされています。
マイクロビットは、イギリスでは11歳〜12歳の子供全員(100万人)に無償で配布され、授業の中で活用が進んでいます。本年6月にはアメリカとカナダでも、2020年までに200万人の子供たちがマイクロビットを手にすることを目標に展開を開始しました。日本においては、今後2020年までに30万人の子供がマイクロビットを使って遊び、学べる環境を作ることを目標に活動していきます。
リンク
マイクロビット公式ウェブサイト:http://microbit.org/
マイクロビットのプログラミング環境(日本語):https://makecode.microbit.org/
お問い合わせ先
マイクロビット日本展開準備室 小室(スイッチエデュケーション):contact@switch-education.com
後援:駐日英国大使館