micro:bit用ロボットベース(ラインセンサー)


2023年7月3日出荷分からモーターの制御方法を変更しており、ブレーキ(ピタっと停止する)が使えるようになりました。

新旧の見分け方

ネジ2本を外し、上蓋を取り外します。


JP8のジャンパーピンがあれば新型、もしくは基板の電池ボックス近くに「Rev2」と印字されていれば新型となります。



電源の入れ方

micro:bit は、背面が電池側に向くように装着してください。


スイッチを ON にすると micro:bit に電源が入り、書き込んだプログラムが動きます。スイッチ横にある、小さな丸い凹みがある方が ON 側になります。電源が入ると、スイッチ下部にある、ケース内のLEDが赤く光ります。



フォトリフレクターについて

フォトリフレクターには、赤外線を発光する LED と受光するセンサーがついています。


赤外線の反射量でセンサーの値が変化します。反射が大きいほど(白のとき)センサーの値は 0 に近づき、反射が少ないほど(黒のとき)センサーの値は 1023 に近づきます。

この仕組みを利用して、本商品では白色/黒色のラインを検出する機能を作ります。


フォトリフレクターの隣には、調整用トリマー(可変抵抗器)があります。フォトリフレクターを使っていて「感度が高い/低い」と思った場合は感度を調整してください。時計回りに回すと感度が低く(センサーの値が大きく)なります。



新型の仕様・動作確認用プログラム

micro:bit使用ピン番号

  • P0 ~ P2:フォトリフレクター。アナログ値(0〜1023)で読み取ります。
  • P13、P15
    • P13:デジタル値「0」、P15:アナログ値「0~1023」のとき、画像上方向に回転します。P15でスピードを指定します(数値が大きいほど速く回転)。
    • P13:アナログ値「0~1023」、P15:デジタル値「0」のとき、画像下方向に回転します。P13でスピードを指定します(数値が大きいほど速く回転)。
  • P14、P16
    • P14:デジタル値「0」、P16:アナログ値「0~1023」のとき、画像上方向に回転します。P16でスピードを指定します(数値が大きいほど速く回転)。
    • P14:アナログ値「0~1023」、P16:デジタル値「0」のとき、画像下方向に回転します。P14でスピードを指定します(数値が大きいほど速く回転)。


ブレーキ

旧型ではスピードを「0」にして停止する方法しかありませんでしたが、新型ではブレーキが新たに使えます。ピタッと止めたい場合はブレーキを使ってください。

  • P13、P15
    • P13:デジタル値「1」、P15:デジタル値「1」でブレーキ
  • P14、P16
    • P14:デジタル値「1」、P16:デジタル値「1」でブレーキ


動作確認用プログラム

※MakeCode用プログラムの開き方はチュートリアルをご確認ください。


旧型の制御方式への切替

ジャンパーピンの接続位置を変更することで、旧型の制御方式に設定することもできます。

ネジ2本を外し、上蓋を取り外します。


ジャンパーピンを「PH」側にすると、旧型の制御方式になります。



旧型(2023年7月2日以前)の仕様・動作確認用プログラム

micro:bit使用ピン番号

  • P0 ~ P2:フォトリフレクター。アナログ値(0〜1023)で読み取ります。
  • P13:モーターの回転方向を制御します。デジタル値「0」のとき画像上方向に、「1」のとき画像下方向に回転します。
  • P14:モーターの回転スピードを制御します。アナログ値「0〜1023」で指定します。数値が大きいほど速く回転します。
  • P15:モーターの回転を制御します。デジタル値「0」のとき画像上方向に、「1」のとき画像下方向に回転します。
  • P16:モーターの回転スピードを制御します。アナログ値「0〜1023」で指定します。数値が大きいほど速く回転します。


動作確認用プログラム

※MakeCode用プログラムの開き方はチュートリアルをご確認ください。



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